センザンコウの密輸を摘発 希少動物138匹助かる

哺乳類なのには縁が刃物のように鋭いうろこを持っていて
東南アジアからインド、アフリカに生息する珍獣センザンコウ
センザンコウ
イラスト提供 M/Y/D/S 動物のイラスト集

アルマジロに似た外見を持ったセンザンコウの肉や皮膚は
長寿の素と言われ、中国では漢方薬や高級食材として高値が付くそうです。

ちなみに長寿の素と言っても迷信レベルのようで、
その根拠は薄いようですw

そんな理由から生息地での乱獲が進み、
センザンコウ繁殖力も低さも相まって、
現在ワシントン条約(絶滅のおそれのある野生動植物を守る国際条約)で
保護の対象種になっています。

変わった皮膚を持ってるだけでこの仕打ち・・・
センザンコウもいい迷惑ですね。

さて、取ったらアカンて言われてても
金の為ならやってしまうのが人間の悲しい性。

2012年5月26日に、金に目が眩んだタイのトラック運転手(22)が、
センザンコウ138匹を密輸しようとして逮捕されるという事件がありました。

無事に保護されたセンザンコウは、
健康診断を受けた上で自然に返されるそうです。

希少動物が人間の欲望の犠牲にならずに済んで良かったです。

あと、逮捕された22歳の兄ちゃんから
芋づる式に密猟・密輸組織の解体に繋がったらもっと良いのですが。

今回密輸されそうになったセンザンコウは、
インドネシアで捕獲されたそうで、
中国に密輸すると1匹の値段が約20倍の10万円になるそうです。

日本で10万円と言えばペットショップで
子犬も変えない値段ですが、
インドネシアやタイだと話は変わります。

円換算で10万円の価値ということは、
インドネシアなら平均月収2ヶ月分、タイなら平均月収3ヶ月分に相当します。
※平均月収は2009年のデータを元にしています。

ってことはインドネシア6匹、タイなら4匹の密輸で
年収分の粗利益を得ることが出来るってことになります。

今回はタイから138匹の密輸ということなので
タイの平均月収で計算すると、
なんと一回の密輸で平均月収23年分の粗利益がかせげることになります!

密猟から密輸までの利益は、色んな組織に分散されるでしょうが、
それにしてもごっついシノギですね~!

密猟や密輸が無くならないのも分かる気がする。

でもこれ、需要があるから密輸されるわけなんですよね。

食文化は国によって違うので、
自分の国では食べていないという理由で
一方的に他国の食文化を非難することは出来ませんが、
せめて、乱獲すると絶滅するかもしれない動物は
我慢して欲しいと思います。

ちょっと強めに言うと
種を根絶やしにしてまで己の欲望を満たすのは止めろボケ!
となります。

日本でも希少価値が高いセンザンコウの革は
バックや財布に加工されて、高めの値段で売買されています。

今流通しているセンザンコウの革製品が
ワシントン条約で保護される以前のものであることを願います。

もう一記事いかが?


Sponsored Links





コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ